回次 |
第12期 |
第13期 |
第14期 |
第15期 |
第16期 |
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決算年月 |
2021年2月 |
2022年2月 |
2023年2月 |
2024年2月 |
2025年2月 |
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売上高 |
(千円) |
|
|
|
|
|
経常利益又は 経常損失(△) |
(千円) |
|
|
△ |
|
|
親会社株主に帰属する 当期純利益又は 親会社株主に帰属する 当期純損失(△) |
(千円) |
|
|
△ |
|
|
包括利益 |
(千円) |
|
|
△ |
|
|
純資産額 |
(千円) |
|
|
|
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|
総資産額 |
(千円) |
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|
|
|
|
1株当たり純資産額 |
(円) |
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|
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|
|
1株当たり当期純利益又は 1株当たり当期純損失(△) |
(円) |
|
|
△ |
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潜在株式調整後1株当たり 当期純利益 |
(円) |
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自己資本比率 |
(%) |
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|
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|
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自己資本利益率 |
(%) |
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|
|
|
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株価収益率 |
(倍) |
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営業活動による キャッシュ・フロー |
(千円) |
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|
△ |
|
|
投資活動による キャッシュ・フロー |
(千円) |
△ |
△ |
△ |
|
△ |
財務活動による キャッシュ・フロー |
(千円) |
|
△ |
△ |
|
△ |
現金及び現金同等物の 期末残高 |
(千円) |
|
|
|
|
|
従業員数 |
(名) |
|
|
|
|
|
〔外、平均臨時雇用者数〕 |
〔 |
〔 |
〔 |
〔 |
〔 |
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、第14期は潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。
2.2020年11月27日付をもって東京証券取引所マザーズに株式を上場いたしましたので、第12期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、新規上場日から第12期の末日までの平均株価を期中平均株価とみなして算定しております。
3.自己資本利益率については、第14期は親会社株主に帰属する当期純損失を計上しているため記載しておりません。
4.株価収益率については、第14期は1株当たり当期純損失を計上しているため記載しておりません。
5.従業員数は就業人員であり、正社員及び契約社員の合計であります。臨時雇用者数(アルバイト、パートタイマーを含み、派遣社員は除く)は、年間の平均人員を外数で〔 〕内に記載しております。
6.第12期から第15期までの従業員数に関する集計の見直しを行い、所要の箇所について従業員数を遡及修正しております。
7.当社は、2020年8月17日開催の取締役会決議により、2020年9月3日付で普通株式1株につき1,000株の割合で株式分割を行っておりますが、第12期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益を算定しております。
8.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第14期の期首から適用しており、第14期以降に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっております。
回次 |
第12期 |
第13期 |
第14期 |
第15期 |
第16期 |
|
決算年月 |
2021年2月 |
2022年2月 |
2023年2月 |
2024年2月 |
2025年2月 |
|
売上高 |
(千円) |
|
|
|
|
|
経常利益又は 経常損失(△) |
(千円) |
|
|
△ |
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|
当期純利益又は 当期純損失(△) |
(千円) |
|
|
△ |
|
|
資本金 |
(千円) |
|
|
|
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|
発行済株式総数 |
(株) |
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純資産額 |
(千円) |
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|
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|
総資産額 |
(千円) |
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|
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1株当たり純資産額 |
(円) |
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|
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|
|
1株当たり配当額 |
(円) |
|
|
|
|
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(うち、1株当たり 中間配当額) |
( |
( |
( |
( |
( |
|
1株当たり当期純利益又は 1株当たり当期純損失(△) |
(円) |
|
|
△ |
|
|
潜在株式調整後1株当たり 当期純利益 |
(円) |
|
|
|
|
|
自己資本比率 |
(%) |
|
|
|
|
|
自己資本利益率 |
(%) |
|
|
|
|
|
株価収益率 |
(倍) |
|
|
|
|
|
配当性向 |
(%) |
|
|
|
|
|
従業員数 |
(名) |
|
|
|
|
|
〔外、平均臨時雇用者数〕 |
〔 |
〔 |
〔 |
〔 |
〔 |
|
株主総利回り |
(%) |
|
|
|
|
|
(比較指標: 東証グロース市場250指数) |
(%) |
( |
( |
( |
( |
( |
最高株価 |
(円) |
5,700 |
4,690 |
1,369 |
569 |
450 |
最低株価 |
(円) |
4,090 |
744 |
368 |
273 |
200 |
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、第14期は潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。
2.2020年11月27日付をもって東京証券取引所マザーズに株式を上場いたしましたので、第12期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、新規上場日から第12期の末日までの平均株価を期中平均株価とみなして算定しております。
3.自己資本利益率については、第14期は当期純損失であるため記載しておりません。
4.株価収益率については、第14期は1株当たり当期純損失を計上しているため記載しておりません。
5.1株当たり配当額及び配当性向については、配当を実施していないため記載しておりません。
6.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除く)であり、正社員及び契約社員の合計であります。臨時雇用者数(アルバイト、パートタイマーを含み、派遣社員は除く)は、年間の平均人員を外数で〔 〕内に記載しております。
7.第12期から第15期までの従業員数に関する集計の見直しを行い、所要の箇所について従業員数を遡及修正しております。
8.当社は、2020年8月17日開催の取締役会決議により、2020年9月3日付で普通株式1株につき1,000株の割合で株式分割を行っておりますが、第12期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益を算定しております。
9.2020年11月27日付をもって東京証券取引所マザーズに株式を上場いたしましたので、第12期の株主総利回り及び比較指標については記載しておりません。第13期以降の株主総利回り及び比較指標については、2021年2月期末の株価を基準として算定しております。
10.最高株価及び最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所グロース市場におけるものであり、それ以前は東京証券取引所マザーズにおけるものであります。
11.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第14期の期首から適用しており、第14期以降に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっております。
年 月 |
変 遷 の 内 容 |
2009年 3月 |
東京都渋谷区渋谷にて多世代型コミュニティマンション事業を行う赤丸ホールディングス株式会社(現当社)〔資本金9,000千円〕を設立 |
2010年 5月 |
ハンドメイドマーケットプレイス「Creema」をリリースし販売を開始 |
2010年12月 |
初のリアルイベントとなる「HandMade In Japan AWARD by Creema」をドイツのベルリンにて開催 |
2013年 7月 |
日本最大級のクリエイターの祭典「HandMade In Japan Fes'」をスタート(以降本書提出日までに、東京で15回開催) |
2014年 3月 |
ルミネ新宿2に常設エディトリアルショップである「Creema Store 新宿」をオープン |
2014年 6月 |
株式会社クリーマに商号変更 |
2014年12月 |
西日本最大級のハンドメイドイベント「Creema Craft Party」をスタート(以降本書提出日までに、大阪、台北で計7回の開催) |
2016年 5月 |
台湾台北市に子会社 可利瑪股份有限公司を設立 |
2016年 7月 |
「Creema」中国語版の提供開始により香港・台湾事業をスタート |
2016年10月 |
Creemaのプラットフォームを活用したPR支援業務として、法人向けに外部広告サービスの提供を開始 |
2017年 8月 |
新潟県糸魚川市「匠の里創生事業」とクリエイター支援における連携を皮切りに、地方創生領域にも進出 |
2017年 9月 |
地方創生を目的として全国各地で市を開く「Creema Craft Caravan」をスタート |
2017年11月 |
クリエイター向けに「スピード振込サービス」の提供を開始し、会員サービスをスタート |
2018年 9月 |
クリエイター向けに「作品プロモーション」機能をリリースし、内部広告サービスの提供を開始 |
2019年 5月 |
東京都港区に本社移転 |
2020年 6月 |
クリエイターの創造的な活動を支援する「Creema SPRINGS」をリリースし、クラウドファンディングサービスの提供を開始 |
2020年11月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2021年 4月 |
人気アーティストのレッスン動画プラットフォームを運営する株式会社FANTISTの全株式をM&Aにより取得し、EdTech領域に参入 |
2021年11月 |
音楽とクラフトの野外フェスティバル「Creema YAMABIKO FES」を静岡県御殿場市で初開催(以降本書提出日までに、御殿場、横須賀で計4回の開催) |
2023年 7月 |
株式会社オリエントコーポレーションと提携したクレジットカード『Creemaカード』の発行を開始 |
2024年 1月 |
ネットショップ開設サービス「InFRAME」をリリース |
当社グループは、当社および国内子会社1社・海外子会社1社の計3社で構成され、クリエイターエンパワーメント事業の単一セグメントで事業運営を行っております。
本事業は、「本当にいいものが埋もれてしまうことのない、フェアで新しい巨大経済圏を確立する」というビジョンの達成に向け、創作活動に取り組む全国のクリエイターと生活者(ユーザー)が、オンライン上で直接オリジナル作品を売買できるCtoCのハンドメイドマーケットプレイス「Creema」を2010年より運営してまいりました。
また、2013年以降は、1開催あたり数万人の来場者を動員する日本最大級のクリエイターの祭典「HandMade In Japan Fes’(東京ビッグサイト)」や、音楽とクラフトの野外フェスティバル「Creema YAMABIKO FES」といった大型イベントを開催。「Creema」に出店するクリエイターにさらなる活躍の場を提供すると同時に、生活者(ユーザー)がリアルの場で作品に触れる機会を数多く創出することで、日本のクラフト文化の創造・発展を牽引しながら、クリエイターの活動支援に長年注力してまいりました。
上述のとおり、当社グループの事業活動はクリエイターの活動支援に注力してきた経緯があり、本業として作家活動を行うクリエイターや、これから本格的に作家としての活動を志望するクリエイターなど、プロ志向のクリエイターによるコミュニティが形成されています。プロ志向のクリエイターによる高品質な作品が多く集まることで、当社グループのマーケットプレイスでは、高品質な作品を求める生活者(ユーザー)の安定的な集客が可能となっています。これが感度の高い良質なコミュニティの構築につながり、当社グループのサービスにおける明確な独自性・競争優位性の一つとなっています。
以下に当社グループの事業系統図を記載いたします。
(事業系統図)
<具体的な製・商品又はサービスの特徴>
(1)マーケットプレイスサービス
「Creema」は、オンライン上で個人が直接オリジナル作品を売買できるCtoCマーケットプレイスであり、当社の中心的なサービスです。また、日本国内におけるハンドメイドマーケットプレイスの先駆的なサービスでもあり、2010年5月のリリース以降、多くのクリエイターにご参画いただき、現在では約29万人のクリエイターが出店する場となっています。
「Creema」では、クリエイターが自身の作品を当社のマーケットプレイスに出品し、ユーザーがその作品を購入する際、当社が決済の仲介を行います。購入代金から一定の販売手数料を差し引いた残金を、売上金としてクリエイターに入金するビジネスモデルを採用しています。
また、「Creema」では、各クリエイターのページに掲示板を設けており、ユーザーがクリエイターに直接連絡を取ることが可能です。作品に関する質問やオーダーメイドの相談、発注数の調整など、さまざまなコミュニケーションを行うことができ、オンラインでの購買でありながら「つながる楽しさ」を提供しています。さらに、クリエイターはこうしたコミュニケーション機能を活用することで、自身のファンを構築し、本業としての活動を広げることが可能となっています。
<「Creema」画面イメージ>
|
|
2016年7月には、海外展開の第一歩として、中国語版「Creema」をリリースするとともに、海外子会社「可利瑪股份有限公司」を台湾(台北市)に設立いたしました。これにより、日本国内で活動するプロ・セミプロのクリエイターが、台湾・香港のユーザーに向けて自身の作品を簡単に出品できるようになりました。また、日本国内のユーザーも、台湾・香港のクリエイター作品を手軽に購入できる環境が整っています。
越境取引においては、すべての出店を事前審査制とすることで、作品品質を維持しつつ、ユーザーが安心してお買い物を楽しめる仕組みを構築しています。サイトや出品、取引メッセージまで、中国語版「Creema」はすべて中国語(繁体字)に対応しており、出品やメッセージのやり取りには自動翻訳機能を導入しているため、スムーズで安心な取引が可能です。さらに、日本語・中国語が堪能で、台湾・香港のECに精通したスタッフが、出品や取引に関するコミュニケーションを全面的にサポートしており、クリエイター・ユーザーともに利用しやすい環境を実現しています。
設立当初より、「本当にいいものが埋もれてしまうことのない、フェアで新しい巨大経済圏を確立する」というビジョンのもと、クリエイター支援を主軸として「Creema」を運営してまいりました。こうした企業姿勢や各種取り組みの結果、業界内でもプロおよびプロを目指すクリエイターの作品が出品の中心となり、品質の高い作品が集まる日本最大のハンドメイドマーケットプレイスとしての地位を確立し、現在まで成長を続けております。
<マーケットプレイスサービスの重要指標推移表>
|
2022年 2月期末 実績 |
2023年2月期末 |
2024年2月期末 |
2025年2月期末 |
|||
実績 |
前期比 |
実績 |
前期比 |
実績 |
前期比 |
||
登録作品数(万点) |
1,348 |
1,549 |
115% |
1,769 |
114% |
1,972 |
111% |
アプリダウンロード数(万回) |
1,253 |
1,391 |
111% |
1,481 |
107% |
1,548 |
105% |
流通総額(百万円) |
16,067 |
16,834 |
105% |
16,584 |
99% |
15,456 |
93% |
※登録作品数はサービス開始時点から当該期末までの累積数、アプリダウンロード数はアプリリリース時点から当該期末までの累積数、流通総額は当該期間の合計。
また、「Creema」と連携可能な唯一のネットショップ開設サービス「InFRAME」を、2024年1月末にリリースしました。クリエイターは、「InFRAME」で作成した自身のネットショップを日本最大のハンドメイドマーケットプレイス「Creema」と連携させることで、「Creema」に登録中の作品を自身のネットショップにも一括登録でき、一つの操作で「Creema」と「InFRAME」の両方に同時出品することが可能となります。
さらに、両プラットフォーム間で在庫情報が自動連携され、作品が売れた際には在庫が自動調整される仕組みとなっています。これにより、クリエイターは流通チャネルを拡大しながら、販売管理にかかる手間を削減し、より創造的な活動に集中できるようになります。「InFRAME」がマーケットプレイスサービスに加わったことで、「クリーマ経済圏」全体の価値がさらに向上しました。
(2)プラットフォームサービス
「Creema」のプラットフォームを活用し、出店クリエイター・企業・地方公共団体のマーケティング支援を行うプラットフォームサービスも提供しております。その一環として、「Creema」のプラットフォーム上に蓄積された巨大なユーザー基盤を活用し、企業や地方公共団体をクライアントとする外部広告サービスを展開しています。地方創生を目的として全国各地で市を開く「Creema Craft Caravan」や、様々な業種のメーカーとコラボレーションし、クリエイターが作品を制作する広告企画・タイアップ記事広告など、当社ならではの独自性のある広告商品を多数提供しております。
さらに、2018年9月には「作品プロモーション」機能をリリースし、内部広告サービスの提供を開始しました。これにより、クリエイターは自身の作品を「Creema」内の広告枠に掲載し、より多くのユーザーに認知してもらうことが可能となりました。本サービスはクリック課金型の収益モデルを採用しており、広告が表示された際にユーザーがクリックするごとに、設定されたクリック単価をクリエイターが当社に支払う仕組みとなっています。
上記のほか、会員向けサービスとして「スピード振込サービス」も提供しております。本サービスは、「Creema」での売上金の受け取りを、通常の振込日(月末)まで待たずに早期に行いたいというクリエイターのニーズに対応するものです。振込対象金額に所定の料率を乗じた手数料をいただく形で運営しており、多くのクリエイターにご利用いただいております。
(3)イベントサービス
当社は、クリエイター作品の販路として、ハンドメイドマーケットプレイス(オンライン)の提供にとどまらず、クリエイターとユーザーをリアルの場で結びつけるクラフトイベントを積極的に展開しております。これらの取り組みは、当社サービスの認知度向上に加え、クリエイターやユーザーとのエンゲージメント強化に寄与するとともに、ハンドメイド市場やハンドメイドカルチャーの拡大にも貢献していると認識しています。
そのため、イベントサービスは、単なるクリエイター支援や収益サービスとしての位置づけにとどまらず、PR活動としての役割も果たす重要な施策として取り組んでおります。
以下に、当社が定期的に開催している主要な2つのクラフトイベントをご紹介いたします。
(a) 「HandMade In Japan Fes'」
2013年より、「クラフトの市場・カルチャーを日本に確立するために、ミュージシャンにとっての音楽フェスと同様に、クリエイターにも“祭典”と呼べるステージをつくりたい」という想いのもと、東京ビッグサイトにて「HandMade In Japan Fes'」を開催しております。イベント名称には、「日本発のクリエイティブカルチャーを国内外に大きく発信していこう」という想いが込められています。
本イベントは、全国のクリエイターによる作品販売ブースやワークショップが集まる「クリエイターエリア」、人気バンドのステージなどを楽しめる「ミュージック&プレイエリア」、手作りにこだわった食品を提供する「フードエリア」などで構成され、イベント出店者と来場者の感性が直接触れ合い、クリエイティブなうねりを生み出す2日間のフェスティバルとなっています。また、普段はオンライン上で作品の売買を行うクリエイターとユーザーが、リアルな場で交流できる貴重な機会にもなっています。
2013年の初開催以来、動員数を着実に伸ばし、日本最大級のクラフトイベントとしての地位を確立しました。なお、新型コロナウイルスの影響により2020年・2021年は開催を中止しましたが、2022年以降は感染状況の収束を受け、夏・冬の年2回開催を継続しております。
<「HandMade in Japan Fes'」の開催風景>
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(b) 「Creema YAMABIKO FES」
「Creema YAMABIKO FES」は、多彩なミュージシャンによるライブを体感できる野外音楽ステージを中心に、クラフト市やサウナ村、アウトドアエリアなど、音楽とクラフトを同時に楽しめる野外フェスティバルです。
第1回目は2021年秋、静岡県御殿場にて開催されました。当社にとって初の音楽フェスティバルながら、1万人を超える関係者の方々にご参加いただき、大盛況となりました。その後、2022年秋に第2回を御殿場で、2024年3月には開催地を横須賀に変更して第3回を開催し、いずれも成功を収めました。
今後も、出演者・出店者・来場者のさらなる増加を見込み、日本の音楽シーンをリードするイベントへと成長させてまいります。
<「Creema YAMABIKO FES」の開催風景>
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|
(4)新サービス群
上記に加え、クリエイターが抱える様々な課題や想いに応えるため、多様な新サービスを展開しています。現在、新サービス群としては「Creema SPRINGS」と「FANTIST」の2つを提供しています。
「Creema SPRINGS」は、クリエイターやものづくり事業者が自身の実現したいプロジェクトの資金を募ることができるクラウドファンディングサービスです。ハンドメイドマーケットプレイス「Creema」との顧客基盤を活用し、多様で魅力的なプロジェクトを多数展開しており、多くのプロジェクトが目標支援金額を達成しています。
「FANTIST」は、キャンドルやフラワーアレンジメントなど、各業界のアーティストがレッスン動画を販売する動画プラットフォームです。2022年2月期に株式会社FANTISTの全株式を取得し、新サービスのひとつとしてEdTech領域へ本格参入しました。以降、FANTISTは順調に成長を続け、現在ではレッスン動画数が2,500本を超え、日本最大級のコンテンツ規模へと拡大しています。
名称 |
住所 |
資本金 |
主要な事業の内容 |
議決権の所有 (又は被所有)割合(%) |
関係内容 |
(連結子会社) 可利瑪股份有限公司 |
台湾 台北市 |
2,000千台湾ドル |
クリエイターエンパワーメント事業 |
100 |
役員の兼任あり |
株式会社FANTIST |
東京都渋谷区 |
5,000千円 |
アーティストの作品及び動画販売を行うECプラットフォームサイトの運営等 |
100 |
役員の兼任あり |
(注)有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
(1)連結会社の状況
|
2025年2月28日現在 |
セグメントの名称 |
従業員数(名) |
クリエイターエンパワーメント事業 |
79 |
〔5〕 |
|
合計 |
|
〔 |
(注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除く)であり、正社員及び契約社員の合計であります。なお、臨時雇用者数(アルバイト、パートタイマーを含み、派遣社員は除く)は、年間の平均人員を外数で〔 〕内に記載しております。
2.当社グループはクリエイターエンパワーメント事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)提出会社の状況
|
|
|
2025年2月28日現在 |
従業員数(名) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(千円) |
|
|
|
|
〔 |
(注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除く)であり、正社員及び契約社員の合計であります。なお、臨時雇用者数(アルバイト、パートタイマーを含み、派遣社員は除く)は、年間の平均人員を外数で〔 〕内に記載しております。
2.当社はクリエイターエンパワーメント事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(3)労働組合の状況
当社グループにおいて労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。
(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。
なお、当社グループにおける管理職に占める女性労働者の割合については、「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組」に記載しております。