1【提出理由】

 当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。

 

2【報告内容】

(1)

当該事象の発生年月日

2025年5月13日

(2)

当該事象の内容

 当社は、社会課題の解決と事業成長の両立に向けて2022年3月期に刷新した財務戦略の4つの柱である、「①収益体質の強化、②低収益資産の圧縮、③資本構成の改善、④市場との対話」に取り組んでいます。これらの財務戦略に基づき、政策保有株式については低収益資産として、保有の合理性が認められる場合を除き、保有しないことを基本的な方針としています。当該方針に則り、当社の保有するルネサスエレクトロニクス株式会社株式の一部を売却したことにより、投資有価証券売却益が発生いたしました。

 

(3)

当該事象の損益に与える影響額

 当該事象により、投資有価証券売却益1,058億円を、2026年3月期個別決算において、特別利益として計上いたします。

 なお、当社は、国際財務報告基準(IFRS)を導入しており、連結決算において本件売却に伴う売却益はその他の包括利益として処理されるため、連結業績への影響はありません。

 

 

以上