当社は、当社の100%連結子会社である Teijin Automotive Technologies NA Holdings Corp.(以下、TAT)株式の全てをAURELIUS Private Equity Mid-Market Buyout傘下の特別目的会社であるStork BidCo Inc.へ譲渡することを決議し、特定子会社の異動並びに当社及び帝人グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生する見込みとなりましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第3号、第12号及び第19号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものです。
1.特定子会社の異動に関する事項
(1)当該異動に係る特定子会社の名称、住所、代表者の氏名、資本金及び事業の内容
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① 名称 |
:Teijin Automotive Technologies NA Holdings Corp. |
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② 住所 |
:255 Rex Boulevard, Auburn Hills, MI 48326, U.S.A. |
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③ 代表者の氏名 |
:Chief Executive Officer, Chris Twining |
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④ 資本金 |
:830 百万ドル |
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⑤ 事業の内容 |
:自動車向け複合材料/部品の設計・成形・加工 |
(2)当該異動の前後における当社の所有に係る当該特定子会社の議決権の数および当該特定子会社の総持分等の議決権に対する割合
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① 当社の所有に係る当該特定子会社の議決権の数(出資金額) |
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異動前 |
:830 百万ドル(うち間接所有分830 百万ドル) |
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異動後 |
:- |
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② 特定子会社の総株主等の議決権(出資総額)に対する割合 |
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異動前 |
:100%(うち間接所有分100%) |
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異動後 |
:- |
(3)当該異動の理由及びその年月日
① 異動の理由
当社は、自動車向け複合成形材料事業について、2017年の北米事業買収以降、様々な新技術・新プログラムの獲得、さらにグローバルな展開を並行して実施し、事業拡大を進めてまいりました。しかしながら、COVID-19やその後の人員不足に加え、労務費高騰をはじめとするインフレ、ストライキ等の外部環境の悪化や、急激な事業拡大に伴う生産体制・設備等の要因により、当該事業に期待する利益水準を大きく下回る状況でした。その状況下、帝人グループ全体で北米事業の収益性改善(プラントの生産性改善、販売価格の引き上げや原材料コストの低減等)に取り組み、黒字化が見えるところまで事業の立て直しを行うことができましたが、帝人グループの将来の柱と位置付けるには事業安定性や成長性の観点から困難と判断し、Aurelius社に対して北米事業会社の株式譲渡を決定するに至りました。
当該売却の実行に伴い、TATは特定子会社に該当しないこととなります。
② 異動の年月日
2025年5月(予定)
2.当社及び帝人グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象に関する事項
(1)当該事象の発生日
2025年3月31日
(2)当該事象の発生内容
当社の連結子会社であるTeijin Holdings USA, Inc.が所有するTAT株式をStork BidCo Inc.へ譲渡することを決議しました。
(3)当該事象の損益に与える影響額
当該事象による影響額は現在精査中であり、今後開示すべき事項が生じた場合には、速やかにお知らせします。
以 上