【注記事項】
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)

(1) 連結の範囲の重要な変更

当中間連結会計期間より、新たに株式会社HiOLIの株式を取得したことにより、同社を連結の範囲に含めております。

 

(2) 持分法適用の範囲の重要な変更

該当事項はありません。

 

(追加情報)

(不適切な会計処理について)

当社の連結子会社であるシダックス株式会社の傘下にあるエス・ロジックス株式会社(当社が66%の株式を保有するシダックスホールディングス株式会社が100%の株式を保有するシダックス株式会社の傘下にある事業会社。以下、「エス・ロジ社」という。)の食品製造拠点において、棚卸資産の過大計上が2024年12月に発覚しました。これを受けて当社は、不適切な会計処理の内容解明、類似事象の有無、当社連結財務諸表への影響等について社外の専門家も含めた原因究明・内部統制強化チームにより調査を実施し、2025年3月26日に原因究明・内部統制強化チームから調査報告書を受領しております。その結果、過去から特定のエス・ロジ社従業員により実地棚卸に基づかない過大な棚卸残高報告がなされていたことが判明しました。

当社は、調査報告書の報告内容に基づき過年度の連結財務諸表等への影響を精査した結果、決算の訂正を行うことといたしました。

上記訂正による、当連結会計年度における財務数値への影響は下記のとおりです。

 

 

(単位:百万円)

 

当中間連結会計期間

(自 2024年4月1日

 至 2024年9月30日)

売上原価

25

営業利益

△37

経常利益

△37

親会社株主に帰属する当期純利益

△24

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(2024年3月31日)

 

当中間連結会計期間

(2024年9月30日)

商品及び製品

△231

△248

原材料及び貯蔵品

△218

△227

のれん

 431

419

純資産額

△18

△55

総資産額

△18

△55

 

 

 

(中間連結損益計算書関係)

※1 売上高の季節的変動

前中間連結会計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日)及び

当中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)

当社グループでは、11月から12月にかけての年末商戦期におせち料理等の販売を積極的に行うことなどから、通期の売上高に占める中間連結会計期間以降の比重が高くなる傾向にあります。このため、通常、中間連結会計期間の売上高は相対的に低くなっております。

 

※2 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。

 

 

前中間連結会計期間

(自 2023年4月1日

至 2023年9月30日)

当中間連結会計期間

(自 2024年4月1日

至 2024年9月30日)

荷造運賃発送費

7,343

百万円

6,762

百万円

退職給付費用

23

 

80

 

賞与引当金繰入額

0

 

581

 

貸倒引当金繰入額

130

 

67

 

ポイント引当金繰入額

54

 

46

 

 

 

(中間連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※ 現金及び現金同等物の中間期末残高と中間連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

 

 

前中間連結会計期間

(自 2023年4月1日

至 2023年9月30日)

当中間連結会計期間

(自 2024年4月1日

至 2024年9月30日)

現金及び預金勘定

16,907

百万円

23,640

百万円

預入期間が3か月を超える定期預金

△62

 

△207

 

現金及び現金同等物

16,845

 

23,433

 

 

 

(株主資本等関係)

 株主資本の金額の著しい変動

1.前中間連結会計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日)

該当事項はありません。

 

2.当中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)

該当事項はありません。

 

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

Ⅰ 前中間連結会計期間(自 2023年4月1日 至 2023年9月30日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

(注)1

調整額

(注)2

中間連結損益計算書計上額

(注)3

BtoC

サブスク

BtoB

サブスク

社会

サービス

車両運行

サービス

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

宅配(Oisix)

30,740

30,740

30,740

宅配(大地を守る会)

5,731

5,731

5,731

宅配(らでぃっしゅぼーや)

8,244

8,244

8,244

宅配(Purple Carrot)

4,644

4,644

4,644

メディカルフードサービス

コントラクトフードサービス

すくすくOisix

781

781

781

学童保育

学校給食

社会サービス

役員車両管理

一般車両管理

旅客運送

その他

7,296

7,296

顧客との契約から生じる収益

49,360

781

50,142

7,296

57,438

その他の収益

外部顧客への売上高

49,360

781

50,142

7,296

57,438

セグメント間の内部売上高

又は振替高

888

△888

49,360

781

50,142

8,184

△888

57,438

セグメント利益

3,786

8

3,795

666

△2,390

2,070

 

(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、他社EC支援事業や移動スーパー事業、Webシステム開発事業等を含んでおります。

   2.「調整額」のセグメント利益における内容は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費等の全社費用であります。

3.セグメント利益は、中間連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

 

 

Ⅱ 当中間連結会計期間(自 2024年4月1日 至 2024年9月30日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

(注)1

調整額

(注)2

中間連結損益計算書計上額

(注)3

BtoC

サブスク

BtoB

サブスク

社会

サービス

車両運行

サービス

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

宅配(Oisix)

29,033

29,033

29,033

宅配(大地を守る会)

5,305

5,305

5,305

宅配(らでぃっしゅぼーや)

8,196

8,196

8,196

宅配(Purple Carrot)

5,642

5,642

5,642

メディカルフードサービス

16,295

16,295

16,295

コントラクトフードサービス

11,584

11,584

11,584

すくすくOisix

966

966

966

学童保育

11,774

11,774

11,774

学校給食

7,683

7,683

7,683

社会サービス

6,266

6,266

6,266

役員車両管理

5,784

5,784

5,784

一般車両管理

5,224

5,224

5,224

旅客運送

2,345

2,345

2,345

その他

1,566

1,566

7,928

9,495

顧客との契約から生じる収益

48,178

30,414

25,724

13,354

117,671

7,928

125,600

その他の収益 (注)4

106

106

外部顧客への売上高

48,178

30,414

25,724

13,354

117,671

8,034

125,706

セグメント間の内部売上高

又は振替高

24

22

30

77

1,086

△1,164

48,178

30,438

25,747

13,384

117,749

9,121

△1,164

125,706

セグメント利益

4,145

393

994

974

6,507

651

△3,864

3,294

 

(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、他社EC支援事業や移動スーパー事業、Webシステム開発事業等を含んでおります。

2.「調整額」のセグメント利益における内容は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費等の全社費用であります。

3.セグメント利益は、中間連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

4.「その他の収益」は、「リース取引に関する会計基準(企業会計基準第13号)」に基づく収益であります。

 

 

2.報告セグメントの変更等に関する事項
 前連結会計年度より、シダックスホールディングス株式会社を連結子会社としたことを契機に、事業ポートフォリオの組替えやそれに伴う取締役会での業績評価・分析指標の見直しを行い、セグメント利益の算定方法及び報告セグメントを変更しております。
 報告セグメントは、従来の「宅配事業(Oisix)」、「宅配事業(大地を守る会)」、「宅配事業(らでぃっしゅぼー
や)」、「宅配事業(Purple Carrot)」から、「BtoCサブスク」・「BtoBサブスク」・「社会サービス」・「車両運
行サービス」に変更しております。
 「BtoCサブスク」事業は従来の「宅配事業(Oisix)」、「宅配事業(大地を守る会)」、「宅配事業(らでぃっしゅ
ぼーや)」、「宅配事業(Purple Carrot)」が含まれており、「BtoBサブスク」事業は保育園への食材等の卸売を行
う「すくすくOisix」事業と、連結子会社シダックス株式会社及び同関係会社(以下、シダックスグループといいま
す。)のフードサービス事業が含まれております。また、シダックスグループの、「社会サービス」事業と「車両
運行サービス」事業をそれぞれ報告セグメントに追加しております。
 セグメント利益の算定方法は、従来、全社費用としておりました、非正規雇用者(パートタイマー・アルバイトを
含み、派遣社員等を除く)以外の雇用者にかかる給料手当及び法定福利費(以下、「固定人件費」といいます。)及び
一部の事業運営関連経費を、各事業セグメントへ配分することへ変更しております。
 なお、当中間連結会計期間の比較情報として開示した前中間連結会計期間のセグメント情報については、変更後の利益又は損失の算定方法及び変更後の報告セグメントにより作成しており、前連結会計年度に開示した中間連結会計期間に係るセグメント情報の利益又は損失の算定方法及び報告セグメントとの間に相違が見られます。

 

(企業結合等関係)

  (取得による企業結合)

当社は、2024年6月27日開催の取締役会において、株式会社HiOLIの発行済株式の58.7%を取得し、同社を子会社化することについて決議しました。また、同日付で株式譲渡契約を締結し、2024年7月1日に株式を取得しました。 

 

(1) 企業結合の概要

①  被取得企業の名称及びその事業の内容

被取得企業の名称    株式会社HiOLI

事業の内容          サステナブルな素材を活用したクラフトスイーツの製造、加工及び販売事業

 

②  企業結合を行った主な理由

株式会社HiOLIは、「HiO ICE CREAM」「Butters」「山ノチーズ」と、3つのクラフトスイーツブランドを展開し、「乳の価値をアップデートし、やさしい社会生活を創造する」ことを掲げ、乳やバター精製時に副産物として発生する脱脂粉乳をアップサイクル(※)したクラフトスイーツを製造することを事業コンセプトとしています。運営するクラフトスイーツブランドは、「Butters」のCraft Butter Cakeは、航空会社のファーストクラスでの提供実績もあり、各ブランドで人気のスイーツを開発しています。

当社グループが運営するOisixでは、クラフトアイスクリームの「HiO ICE CREAM」の販売や商品共同開発の実績があり、Oisixで取り扱う商品との親和性も高いことから、さまざまな事業連携をすすめています。今後は、Oisixで2021年から力を入れているアップサイクル商品開発を強化するため株式会社HiOLIのスイーツ部門の開発ノウハウなどと連携することや、当社グループのEC販売や流通のアセットなどとも連動し、両社の商品力の向上や、事業強化につながることを想定しています。

(※)アップサイクル:これまで未活用だったものに付加価値をつけ、アップグレードすること。

 

③  企業結合日

2024年7月1日

 

④  企業結合の法的形式

現金を対価とする株式取得

 

⑤  結合後企業の名称

変更はありません。

 

⑥  取得した議決権比率

58.7%

 

⑦  取得企業を決定するに至った主な根拠

  当社が、現金を対価として株式を取得したためであります。

 

(2) 中間連結会計期間に係る中間連結損益計算書に含まれる被取得企業の業績の期間

  被取得企業の決算日は12月31日であり、連結決算日との差異が3ヵ月を超えていないため、貸借対照表のみを連結しております。このため、被取得企業の業績は当中間連結会計期間には含まれておりません。

 

(3) 被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

企業結合直前に保有していた株式の企業結合日における時価

55百万円

取得の対価

                                                現金

954 〃

取得原価

 

1,010百万円

 

 

(4) 被取得企業の取得原価と取得するに至った取引ごとの取得原価の合計額との差額

段階取得に係る差益 439百万円

 

 

(5) 発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間

①  発生したのれんの金額 

989百万円

②  発生原因

今後の事業展開により期待される将来の超過収益力であります。

③  償却方法及び償却期間

5年間にわたる均等償却

 

(収益認識関係)

顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、「注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。

 

(1株当たり情報)

1株当たり中間純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

 

前中間連結会計期間

(自 2023年4月1日

至 2023年9月30日)

当中間連結会計期間

(自 2024年4月1日

至 2024年9月30日)

1株当たり中間純利益

38.33円

66.80円

(算定上の基礎)

 

 

親会社株主に帰属する中間純利益(百万円)

1,401

2,392

普通株主に帰属しない金額(百万円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する中間純利益(百万円)

1,401

2,392

普通株式の期中平均株式数(株)

36,558,073

35,816,395

 

(注) 潜在株式調整後1株当たり中間純利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため記載しておりません。

 

(重要な後発事象)

該当事項はありません。

 

 

2 【その他】

該当事項はありません。