【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1 連結の範囲に関する事項

すべての子会社を連結しております。

連結子会社の数

1

連結子会社の名称

Informetis Europe Ltd.

 

2 持分法の適用に関する事項
(1) 持分法を適用した関連会社数

1

会社の名称

株式会社エナジーゲートウェイ

 

(2) 持分法適用手続に関する特記事項

株式会社エナジーゲートウェイは、3月決算であり、決算日が異なるため、同社の直近の四半期決算を基にした仮決算により作成した財務諸表を使用しております。

 

3 連結子会社の事業年度等に関する事項

連結子会社の決算日は、連結決算日と一致しております。

 

4 会計方針に関する事項
(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法

通常の販売目的で保有する棚卸資産

評価基準は原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)

商品

移動平均法

仕掛品

個別法

 

(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

① 有形固定資産

定率法を採用しております。2016年4月1日以降に取得した建物附属設備については、定額法を採用しております。

なお、主な耐用年数は次のとおりであります。

建物附属設備       6年~15年

工具、器具及び備品    3年~8年

 

② 無形固定資産

定額法を採用しております。

なお、主な償却年数は、次のとおりであります。

ソフトウエア(自社利用分) 5年(社内における利用可能期間)

 

(3) 重要な引当金の計上基準

賞与引当金

従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込み額に基づき当連結会計年度に見合う分を計上しております。

 

 

(4) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準

在外子会社等の資産及び負債は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は、期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は、純資産の部における為替換算調整勘定に含めております。

 

(5) 重要な収益及び費用の計上基準

当社グループの収益は、当社グループの提供するプラットフォームやプラットフォーム上で稼働する各種アプリ(以下、「プラットフォーム等」という。)に関して、利用開始時に発生する一時的な収益である「アップフロント」と、累積的・継続的に発生する収益である「プラットフォーム・アプリ提供」及び「アップフロント」と「プラットフォーム・アプリ提供」以外の収益となる「その他」により構成されております。

「アップフロント」については、顧客に当社グループの提供するプラットフォーム等を利用することができるようにする義務を負っております。当該履行義務は、顧客がプラットフォーム等を利用できることを確認した時点が履行義務の履行時点となると判断し、同時点で収益を認識しております。

「プラットフォーム・アプリ提供」については、メンテナンス契約とプラットフォーム等の利用料によって構成されております。メンテナンス契約は契約に定められた期間に渡り、メンテナンスを行う義務を負っており、当該履行義務は時の経過につれて充足されるため、当該契約期間に応じて均等按分し、収益を認識しております。プラットフォーム等の利用料の受領は一括で受領するものと毎月受領するものの2パターンがあります。いずれのパターンにおいても、契約に基づく期間に渡って、顧客がプラットフォーム等の利用ができるようにする義務を負っており、当該履行義務は時の経過とともに充足されるため、前者は当該契約期間に応じて均等按分し、後者は月末締めで収益として計上しております。

「その他」については、「アップフロント」及び「プラットフォーム・アプリ提供」以外の主に受託開発や実証等となります。当該履行義務は、顧客に対する成果物の納品時点で充足されるため、同時点で収益を認識しております。

物品の販売契約における対価は、通常、短期のうちに支払期日が到来しております。なお、重要な金融要素は含んでおりません。

 

(6) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

手元現金、随時引き出し可能な預金であります。

 

(7)その他連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項

繰延資産の処理方法

株式交付費

支出時に全額費用処理しております。

 

(重要な会計上の見積り)

前連結会計年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日)

固定資産の減損損失の認識の要否

(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

有形固定資産  7,324千円

無形固定資産 267,117千円

当社グループは、管理会計上の単位を資産グループの基礎とし、独立したキャッシュ・フローを生み出す最小単位でグルーピングしております。当社グループは、「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第6号 2009年3月27日)第12項から第17項の内容に照らし、営業損益又はキャッシュ・フローの継続的なマイナス、市場価格の著しい下落、用途変更等によって減損の兆候の有無の判定を行っております。減損の兆候があると判定された資産又は資産グループについて、割引前将来キャッシュ・フロー見積額と帳簿価額の比較を行い、減損損失を認識すべきと判定した場合は、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。また、回収可能価額は正味売却価額と使用価値のいずれか高い価額としております。

 

(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する理解に資する情報

減損損失の認識の判定における割引前将来キャッシュ・フローの算定は、取締役会において承認された事業計画に基づいております。当該事業計画の売上高の基礎となる顧客企業数及びエンドユーザー数は一定の成長を仮定しております。減損損失の認識の判定においては、将来キャッシュ・フローの見積額が変動することにより、翌連結会計年度に重要な影響を与える可能性があります。

 

当連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)

固定資産の減損損失の認識の要否

(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

有形固定資産  4,999千円

無形固定資産 502,824千円

(注)上記のうち、当社グループにおける減損の兆候がある固定資産は、当連結会計年度において無形固定資産93,017千円であります。

 

(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する理解に資する情報

当社グループは、管理会計上の単位を資産グループの基礎とし、独立したキャッシュ・フローを生み出す最小単位でグルーピングしております。

固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。その場合の回収可能価額は、正味売却価額又は使用価値により算定しております。

当連結会計年度においては、海外領域事業における資産グループについて、営業損益が継続的にマイナスとなっていることから減損の兆候を識別し、減損損失の認識の判定を行っておりますが、当該資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額がその帳簿価額を上回っていることから、減損損失を認識しておりません。割引前将来キャッシュ・フローは、取締役会によって承認された事業計画を基礎として見積っております。

将来キャッシュ・フローの算出に用いた主要な仮定は、事業計画における売上高の基礎となる今後の欧州ヒートポンプ市場の動向や市場における提携先グループのシェア率等であり、一定の成長を仮定しております。

上記の主要な仮定は見積りの不確実性が高く、将来の予測不能な事業上の前提条件の変化によって見積りが変更した場合には、翌連結会計年度の連結財務諸表に影響が生じる可能性があります。

 

(未適用の会計基準等)

(法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準等)

・「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日)

・「包括利益の表示に関する会計基準」(企業会計基準第25号 2022年10月28日)

・「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日)

(1) 概要

その他の包括利益に対して課税される場合の法人税等の計上区分及びグループ法人税制が適用される場合の子会社株式等の売却に係る税効果の取扱いを定める会計基準であります。

 

(2) 適用予定日

2025年12月期の期首より適用予定であります。

 

(3) 当該会計基準等の適用による影響

影響額は、当連結財務諸表の作成時において未定であります。

 

 

(リースに関する会計基準等)

・「リースに関する会計基準」(企業会計基準第34号 2024年9月13日)

・「リースに関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第33号 2024年9月13日)

(1) 概要

企業会計基準委員会において、日本基準を国際的に整合性のあるものとする取組みの一環として、借手の全てのリースについて資産及び負債を認識するリースに関する会計基準の開発に向けて、国際的な会計基準を踏まえた検討が行われ、基本的な方針として、IFRS第16号の単一の会計処理モデルを基礎とするものの、IFRS第16号の全てを採り入れるのではなく、主要な定めのみを採り入れることにより、簡素で利便性が高く、かつ、IFRS第16号の定めを個別財務諸表に用いても、基本的に修正が不要となることを目指したリース会計基準等が公表されました。

借手の会計処理として、借手のリースの費用配分の方法については、IFRS第16号と同様に、リースがファイナンス・リースであるかオペレーティング・リースであるかにかかわらず、全てのリースについて使用権資産に係る減価償却費及びリース負債に係る利息相当額を計上する単一の会計処理モデルが適用されます。

 

(2) 適用予定日

2028年12月期の期首より適用予定であります。

 

(3) 当該会計基準等の適用による影響

影響額は、当連結財務諸表の作成時において未定であります。

 

(表示方法の変更)

前連結会計年度において、「流動資産」の「その他」に含めていた「仕掛品」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記することといたしました。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結貸借対照表の組替えを行っております。

この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」の「その他」に表示していた24,657千円は、「仕掛品」10,226千円、「その他」14,431千円として組み替えております。

 

(連結貸借対照表関係)

※1 有形固定資産の減価償却累計額は、次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(2023年12月31日)

当連結会計年度

(2024年12月31日)

有形固定資産の減価償却累計額

7,317

千円

10,072

千円

 

 

※2 関連会社に対するものは、次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(2023年12月31日)

当連結会計年度

(2024年12月31日)

関係会社株式

319,832

千円

356,074

千円

 

 

 

(連結損益計算書関係)

※1 顧客との契約から生じる収益

売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)1 顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。

 

※2 販売費及び一般管理費のうち主要な費用及び金額は、次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(自 2023年1月1日

至 2023年12月31日)

当連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日)

給与手当

242,763

千円

152,919

千円

賞与引当金繰入額

61,859

35,000

システム利用料

54,853

70,841

減価償却費

60,909

85,839

業務委託費

57,377

66,420

研究開発費

58,183

41,914

 

 

※3 一般管理費に含まれる研究開発費の総額は、次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(自 2023年1月1日

至 2023年12月31日)

当連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日)

 

58,183

千円

41,914

千円

 

 

※4 固定資産除却損の内容は、次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(自 2023年1月1日

至 2023年12月31日)

当連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日)

ソフトウエア

217,075

千円

-

千円

 

 

※5 本社移転費用

本社移転費用については、2023年12月の本社移転に伴うものであり、主な内容は、新本社への移転費用であります。

 

※6 構造改革費用

構造改革費用は、連結子会社Informetis Europe Ltd.において構造改革の一環として実施した人員合理化に伴う費用であります。

 

(連結包括利益計算書関係)

※1 その他の包括利益に係る組替調整額

 

 

前連結会計年度

(自 2023年1月1日

至 2023年12月31日)

当連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日)

為替換算調整勘定

 

 

 

 

当期発生額

6,131

千円

6,831

千円

組替調整額

税効果調整前

税効果額

為替換算調整勘定

6,131

6,831

その他の包括利益合計額

6,131

6,831

 

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日)

1 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

発行済株式

 

 

 

 

普通株式

3,839,720

423,637

4,263,357

合計

3,839,720

423,637

4,263,357

自己株式

 

 

 

 

普通株式

合計

 

(変動事由の概要)

新株の発行

第三者割当増資による増加 423,637株

 

2 新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

会社名

内訳

目的となる

株式の種類

目的となる株式の数(株)

当連結会計

年度末残高

(千円)

当連結会計

年度期首

増加

減少

当連結

会計年度末

提出会社

ストック・オプションとしての第1回新株予約権

ストック・オプションとしての第3回新株予約権

ストック・オプションとしての第6回(1)新株予約権

ストック・オプションとしての第6回(2)新株予約権

ストック・オプションとしての第7回新株予約権

合計

 

 

3 配当に関する事項

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)

1 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

発行済株式

 

 

 

 

普通株式

4,263,357

600,000

4,863,357

合計

4,263,357

600,000

4,863,357

自己株式

 

 

 

 

普通株式

合計

 

(変動事由の概要)

新株の発行

有償一般募集による増加 600,000株

 

2 新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

会社名

内訳

目的となる

株式の種類

目的となる株式の数(株)

当連結会計

年度末残高

(千円)

当連結会計

年度期首

増加

減少

当連結

会計年度末

提出会社

ストック・オプションとしての第6回(1)新株予約権

普通株式

ストック・オプションとしての第6回(2)新株予約権

普通株式

ストック・オプションとしての第7回新株予約権

普通株式

ストック・オプションとしての第8回新株予約権

普通株式

合計

 

 

3 配当に関する事項

該当事項はありません。

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※ 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(自 2023年1月1日

至 2023年12月31日)

当連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日)

現金及び預金

462,591

千円

797,145

千円

現金及び現金同等物

462,591

千円

797,145

千円

 

 

(金融商品関係)

1 金融商品の状況に関する事項

(1) 金融商品に対する取り組み方針

当社は、資金運用については預金等の安全性の高い金融資産で行い、また、資金調達については銀行借入や第三者割当増資による方針であります。なお、デリバティブ取引は行っておりません。

 

(2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制

営業債権である売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。当該リスクに関しては、取引ごとの期日管理及び残高管理を行うことにより、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。回収遅延債権については、定期的に各担当者に報告され、個別に把握及び対応を行う体制としております。

営業債務である未払金はすべてが1年以内に支払期日が到来するものであります。また、これらの営業債務は、流動性リスクに晒されておりますが、資金繰計画を作成する等の方法により管理しております。

借入金の使途は、今後の事業規模拡大を見据え運転資金等の資金需要の増加に備えるものであります。

資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理に関しては、資金計画の見直しを四半期ごとに行い、必要となる資金を計画的に調達しております。

 

(3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。

 

2 金融商品の時価等に関する事項

連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。

 

前連結会計年度(2023年12月31日)

 

連結貸借対照表計上額

(千円)

時価

(千円)

差額

(千円)

 長期借入金(1年内返済予定を含む)

252,450

247,716

△4,733

負債計

252,450

247,716

△4,733

 

(*1) 現金は注記を省略しており、預金、売掛金、買掛金、未払金、契約負債、短期借入金は、短期間で決済されるため時価が帳簿価額と近似するものであることから、記載を省略しております。

(*2) 市場価格のない株式等の連結貸借対照表計上額は、以下のとおりであります。

 

(単位:千円)

区分

2023年12月31日

関係会社株式

319,832

 

 

当連結会計年度(2024年12月31日)

 

連結貸借対照表計上額

(千円)

時価

(千円)

差額

(千円)

 長期借入金(1年内返済予定を含む)

516,300

439,651

△76,648

負債計

516,300

439,651

△76,648

 

(*1) 現金は注記を省略しており、預金、売掛金、買掛金、未払金、契約負債は、短期間で決済されるため時価が帳簿価額と近似するものであることから、記載を省略しております。

(*2) 市場価格のない株式等の連結貸借対照表計上額は、以下のとおりであります。

 

(単位:千円)

区分

2024年12月31日

関係会社株式

356,074

 

 

 

(注) 1 金銭債権の連結決算日後の償還予定額

前連結会計年度(2023年12月31日)

 

1年以内

(千円)

1年超

5年以内

(千円)

5年超

10年以内

(千円)

10年超

(千円)

現金及び預金

462,591

売掛金

152,247

合計

614,838

 

 

当連結会計年度(2024年12月31日)

 

1年以内

(千円)

1年超

5年以内

(千円)

5年超

10年以内

(千円)

10年超

(千円)

現金及び預金

797,145

売掛金

216,969

合計

1,014,115

 

 

(注) 2 短期借入金及び長期借入金の連結決算日後の返済予定額

前連結会計年度(2023年12月31日)

 

1年以内

(千円)

1年超

2年以内

(千円)

2年超

3年以内

(千円)

3年超

4年以内

(千円)

4年超

5年以内

(千円)

5年超

(千円)

短期借入金

200,000

長期借入金

38,850

21,900

19,920

19,920

19,920

131,940

合計

238,850

21,900

19,920

19,920

19,920

131,940

 

 

当連結会計年度(2024年12月31日)

 

1年以内

(千円)

1年超

2年以内

(千円)

2年超

3年以内

(千円)

3年超

4年以内

(千円)

4年超

5年以内

(千円)

5年超

(千円)

長期借入金

112,100

169,920

82,420

19,920

19,920

112,020

合計

112,100

169,920

82,420

19,920

19,920

112,020

 

 

3 金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。

レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価

レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価

レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価

 

時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

 

(1) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品

該当事項はありません。

 

 

(2) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

前連結会計年度(2023年12月31日)

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

長期借入金

247,716

247,716

負債計

247,716

247,716

 

 

当連結会計年度(2024年12月31日)

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

長期借入金

439,651

439,651

負債計

439,651

439,651

 

 

(注) 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明

長期借入金

これらの時価は、元利金の合計額と、当該債務の残存期間及び信用リスクを加味した利率を基に、割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

 

(ストック・オプション等関係)

1 ストック・オプションにかかる費用計上額及び科目名

当社は、付与日時点において未公開企業であり、付与日時点におけるストック・オプション等の単位当たりの本源的価値は0円であるため、費用計上はしておりません。

 

2 ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況

(1) ストック・オプションの内容

 

 

第6回(1)新株予約権

第6回(2)新株予約権

第7回新株予約権

会社名

提出会社

提出会社

提出会社

決議年月日

2021年11月30日

2021年11月30日

2023年7月25日

付与対象者の区分及び人数

当社代表取締役    1

当社取締役      3

当社子会社代表取締役 1

当社従業員      31

当社代表取締役  1

当社取締役    1

当社子会社従業員 3

社外協力者    1

当社代表取締役    1

当社取締役      1

当社執行役員     3

当社子会社代表取締役 1

当社従業員      38

株式の種類別のストック・オプションの数(注)1、2

普通株式 151,900株

普通株式 24,000株

普通株式 98,900株

付与日

2021年12月1日

2021年12月1日

2023年7月26日

権利確定条件

(注)3

(注)3

(注)3

対象勤務期間

権利行使期間

2023年12月1日~

2031年11月30日

2023年12月1日~

2031年11月30日

2025年7月26日~

2033年7月25日

 

 

 

第8回新株予約権

会社名

提出会社

決議年月日

2024年6月19日

付与対象者の区分及び人数

当社代表取締役    1

当社取締役      1

当社執行役員     2

当社子会社代表取締役 1

当社従業員      15

株式の種類別のストック・オプションの数 (注)1、2

普通株式 115,100株

付与日

2024年6月20日

権利確定条件

(注)3

対象勤務期間

権利行使期間

2027年6月20日~

2034年6月19日

 

(注) 1.株式数に換算して記載しております。

2.当社は、2022年2月10日付で株式1株につき20株の割合で株式分割を行っている為、当該株式分割後の株式数に換算して記載しております。

3.「第4 提出会社の状況 (2) 新株予約権等の状況 ①ストックオプション制度の内容」に記載のとおりであります。

 

(2) ストック・オプションの規模及びその変動状況
① ストック・オプションの数

 

 

第6回(1)新株予約権

第6回(2)新株予約権

第7回新株予約権

会社名

提出会社

提出会社

提出会社

権利確定前(株)

 

 

 

 前連結会計年度末

97,900

 付与

 失効

15,500

 権利確定

 未確定残

82,400

権利確定後(株)

 

 

 

 前連結会計年度末

112,900

10,000

 権利確定

 権利行使

 失効

55,300

2,000

 未行使残

57,600

8,000

 

 

 

第8回新株予約権

会社名

提出会社

権利確定前(株)

 

 前連結会計年度末

 付与

115,100

 失効

1,800

 権利確定

 未確定残

113,300

権利確定後(株)

 

 前連結会計年度末

 権利確定

 権利行使

 失効

 未行使残

 

 

 

② 単価情報

 

 

第6回(1)新株予約権

第6回(2)新株予約権

第7回新株予約権

会社名

提出会社

提出会社

提出会社

権利行使価格(円)

2,437

2,437

1,157

行使時平均株価(円)

付与日における公正な評価単価(円)

 

 

 

第8回新株予約権

会社名

提出会社

権利行使価格(円)

1,482

行使時平均株価(円)

付与日における公正な評価単価(円)

 

 

3 当連結会計年度に付与されたストック・オプションの公正な評価単価の見積方法

ストック・オプションの付与日時点において、当社は未公開企業であるため、ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法を、単位当たりの本源的価値の見積りによって算定しております。また、単位当たりの本源的価値の見積方法は、当社株式の評価額から権利行使価格を控除する方法で算定しており、当社株式の評価方法は、DCF法等によっております。

 

4 ストック・オプションの権利確定数の見積方法

基本的には、将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を採用しております。

 

5 ストック・オプションの単位当たりの本源的価値により算定を行う場合の当連結会計年度末における本源的価値の合計額及び当連結会計年度において権利行使されたストック・オプションの権利行使日における本源的価値の合計額

当連結会計年度末における本源的価値の合計額

― 千円

当連結会計年度において権利行使されたストック・オプションの権利行使日における本源的価値の合計額

― 千円

 

 

 

(税効果会計関係)

1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

 

前連結会計年度

(2023年12月31日)

当連結会計年度

(2024年12月31日)

繰延税金資産

 

 

 

 

税務上の繰越欠損金(注2)

798,496

千円

635,915

千円

減損損失

84,188

 〃

7,378

 〃

関係会社株式評価損

8,092

 〃

49,578

 〃

賞与引当金

12,961

 〃

10,717

 〃

その他

210

 〃

817

 〃

繰延税金資産小計

903,947

千円

704,406

千円

税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額(注2)

△798,496

 〃

△635,915

 〃

将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額

△105,451

 〃

△68,491

 〃

評価性引当額小計(注1)

△903,947

 〃

△704,406

 〃

繰延税金資産の合計

千円

千円

繰延税金資産の純額

千円

千円

 

 

(注1) 評価性引当額の主な変動は、税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額の増加によるものであります。

(注2) 税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額

 

前連結会計年度(2023年12月31日)

 

1年以内

1年超

2年以内

2年超

3年以内

3年超

4年以内

4年超

5年以内

5年超

合計

税務上の繰越欠損金(a)

128,678

48,790

52,730

119,706

87,702

360,888

798,496千円

評価性引当額

△128,678

△48,790

△52,730

△119,706

△87,702

△360,888

△798,496 〃

繰延税金資産

 

(a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

 

当連結会計年度(2024年12月31日)

 

1年以内

1年超

2年以内

2年超

3年以内

3年超

4年以内

4年超

5年以内

5年超

合計

税務上の繰越欠損金(a)

44,489

48,082

109,154

434,188

635,915千円

評価性引当額

△44,489

△48,082

△109,154

△434,188

△635,915〃

繰延税金資産

 

(a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

 

2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

 

前連結会計年度

(2023年12月31日)

当連結会計年度

(2024年12月31日)

法定実効税率

 

 

30.6

(調整)

税金等調整前当期純損失を計上しているため、記載を省略しております。

 

 

子会社の適用税率差異

△7.8

交際費等の損金不算入

0.1

受取利息等の益金不算入

△2.9

住民税均等割

1.7

評価性引当額の増減

△221.5

繰越欠損金の期限切れ

212.8

持分法投資損益

△31.8

連結修正

15.9

その他

 

 

0.4

税効果会計適用後の法人税等の負担率

 

 

△2.4

 

 

 

(資産除去債務関係)

当社グループは、不動産賃借契約に基づき使用する建物において、退去時における原状回復に係る債務を有しておりますが、当該債務に関連する賃借資産の使用期間が明確でなく、現在のところ移転等も予定していないことから、資産除去債務を合理的に見積ることができないため、当該債務に対応する資産除去債務を計上しておりません。

 

(収益認識関係)

1 顧客との契約から生じる収益を分解した情報

当社の売上高は、顧客との契約から生じる収益であり、当社の財又はサービスの種類別及び収益の認識時期に分解した場合の内訳は、以下のとおりであります。

前連結会計年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日)

 

 

 

 

(単位:千円)

 

アップフロント

プラットフォーム・アプリ提供

その他

合計

一時点で移転される財又はサービス

378,014

31,333

251,453

660,800

一定の期間にわたり移転される財又はサービス

262,521

262,521

顧客との契約から生じる収益

378,014

293,855

251,453

923,322

その他の収益

外部顧客への売上高

378,014

293,855

251,453

923,322

 

 

当連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)

 

 

 

 

(単位:千円)

 

アップフロント

プラットフォーム・アプリ提供

その他

合計

一時点で移転される財又はサービス

211,393

52,523

402,049

665,966

一定の期間にわたり移転される財又はサービス

316,386

316,386

顧客との契約から生じる収益

211,393

368,910

402,049

982,352

その他の収益

外部顧客への売上高

211,393

368,910

402,049

982,352

 

 

2 顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

「(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)、4 会計方針に関する事項、(5) 重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりであります。

 

 

3 顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

(1) 契約資産及び契約負債の残高等

顧客との契約から生じた債権、契約資産及び契約負債の内訳は、以下のとおりであります。

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2023年12月31日)

当連結会計年度

(2024年12月31日)

顧客との契約から生じた債権(期首残高)

227,970

152,247

顧客との契約から生じた債権(期末残高)

152,247

216,969

契約負債(期首残高)

40,928

27,533

契約負債(期末残高)

27,533

18,669

 

 

契約負債は、主にサービスの提供時に収益を認識する契約について、顧客から受け取った前受金であり、収益の認識に伴い取り崩されます。

前連結会計年度に認識した収益の額のうち期首現在の契約負債残高に含まれていた額は8,328千円であります。過去の期間に充足した履行義務から前連結会計年度に認識した収益の額に変動はありません。

当連結会計年度に認識した収益の額のうち期首現在の契約負債残高に含まれていた額は7,705千円であります。過去の期間に充足した履行義務から当連結会計年度に認識した収益の額に変動はありません。

 

(2) 残存履行義務に配分した取引価格

当社及び連結子会社では、残存履行義務に配分した取引価格の注記にあたって実務上の便法を適用し、当初に予想される契約期間が1年以内の契約について注記の対象に含めておりません。残存履行義務に配分した取引価格の総額及び収益の認識が見込まれる期間は、以下のとおりであります。

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2023年12月31日)

当連結会計年度

(2024年12月31日)

1年以内

7,705

6,806

1年超2年以内

6,188

6,323

2年超3年以内

5,748

2,446

3年超

2,834

671

合計

22,476

16,247