第3 【設備の状況】
1 【設備投資等の概要】
当社グループでは、グローバルでの生産戦略に基づいた生産体制強化及び現地調達化・内製化等を目的に、総額108億円の設備投資を実施いたしました。
自動車機器事業においては、主に自動車空調用コンプレッサー及び自動車空調システム生産設備を中心に日本地区で16億円、アジア地区で10億円、欧州地区で61億円、米州地区で8億円、そして中国地区で11億円の設備投資を行いました。
日本においては、主に電動車両向け電動コンプレッサーの生産・研究設備等への設備投資を実施し、欧州地区では電動車両向けの新世代コンプレッサーの新規生産に向けた生産設備への設備投資を実施いたしました。
2 【主要な設備の状況】
当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。
(1) 提出会社
(2024年12月31日現在)
事業所名 (所在地)
|
セグメント の名称
|
設備の 内容
|
帳簿価額(百万円)
|
従業員数 (人)
|
建物及び 構築物
|
機械装置 及び 運搬具
|
土地 (面積㎡)
|
リース 資産
|
その他
|
合計
|
本社 (群馬県伊勢崎市)
|
自動車機器、その他
|
事務所設備 賃貸設備
|
76
|
-
|
91 (2,862)
|
-
|
6
|
175
|
16 (4)
|
サンデングローバル センター (群馬県伊勢崎市)
|
自動車機器、その他
|
事務所設備 賃貸設備
|
1,047
|
14
|
74 (26,529)
|
0
|
92
|
1,228
|
163 (15)
|
八斗島事業所 (群馬県伊勢崎市)
|
自動車機器
|
事務所設備 賃貸設備
|
1,287
|
226
|
789 (87,776)
|
0
|
487
|
2,790
|
934 (71)
|
赤城事業所 (群馬県前橋市)
|
自動車機器、その他
|
事務所設備 賃貸設備
|
2,615
|
73
|
2,054 (687,654)
|
-
|
47
|
4,790
|
72 (9)
|
(2) 在外子会社
(2024年12月31日現在)
会社名
|
事業所名 (所在地)
|
セグメント の名称
|
設備の 内容
|
帳簿価額(百万円)
|
従業員数 (人)
|
建物及び 構築物
|
機械装置 及び 運搬具
|
土地 (面積㎡)
|
リース 資産
|
その他
|
合計
|
SANDEN MANUFACTURING EUROPE S.A.S
|
本社工場 (TINTENIAC FRANCE)
|
自動車機器
|
生産設備
|
191
|
790
|
30 (173,360)
|
57
|
6,079
|
7,149
|
473 (1)
|
SANDEN MANUFACTURING POLAND SP.Z O.O.
|
本社工場 (POLKOWICE POLAND)
|
自動車機器
|
生産設備
|
2,645
|
2,486
|
69 (174,561)
|
458
|
1,200
|
6,860
|
816 (119)
|
SANDEN INTERNATIONAL (U.S.A.),INC.
|
ワイリー工場 (WYLIE TEXAS U.S.A.)
|
自動車機器
|
生産設備
|
1,180
|
4,949
|
279 (33,107)
|
94
|
85
|
6,588
|
218 (10)
|
SANDEN VIKAS (INDIA) PRIVATE LIMITED
|
本社工場 (HARYANA STATE INDIA)
|
自動車機器
|
生産設備
|
467
|
1,901
|
61 (20,786)
|
114
|
803
|
3,348
|
595 (1,658)
|
SANDEN THATLAND CO.,LTD.
|
本社工場 (AYUTTHAYA THAILAND)
|
自動車機器
|
生産設備
|
666
|
2,493
|
163 (30,955)
|
-
|
99
|
3,422
|
205 (40)
|
蘇州三電精密 零件有限公司
|
本社工場 (中華人民共和国 江蘇省蘇州市)
|
自動車機器
|
生産設備
|
855
|
1,253
|
-
|
-
|
920
|
3,029
|
217 (174)
|
重慶三電汽車空調有限公司
|
本社工場 (中華人民共和国 重慶市)
|
自動車機器
|
生産設備
|
7
|
526
|
-
|
548
|
662
|
1,745
|
413 (254)
|
(注) 1.帳簿価額のうち「その他」は工具、器具及び備品であり、建設仮勘定を含んでおります。
2.従業員数は就業人員数であり、臨時雇用者数は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。
3.当社は、所有している土地の一部を連結会社以外へ賃貸しております。
3 【設備の新設、除却等の計画】
当社グループでは、業界動向、設備効率を勘案のうえ、成長のための持続的な設備投資を計画しております。
2025年度については、主に生産体制強化及び現調化・内製化等を目的とした設備投資を中心として総額158億円の設備投資を予定しております。
このうち、欧州地区で68億円、日本で58億円、中国地区で16億円、米州地区で11億円の設備投資を予定しており、欧州、日本地区においては、昨年度からの移行を一部含む電動コンプレッサー、HVAC及び、ITMS関連の生産体制強化のための設備投資を含んでおります。また、本設備投資計画には、IT投資を含んでおります。