1【提出理由】

当社及び当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号及び第19号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。

 

2【報告内容】

(1) 当該事象の発生年月日

2025年3月24日(取締役会決議日)

 

(2)当該事象の内容

①連結決算における営業外収益の計上

1.貸倒引当金戻入額

当社の連結子会社AUN PHILIPPINES INC.(アウンフィリピン)の取引先に対する債権について、貸倒引当金繰入額を計上しておりましたが、今回、取引先より債権の返済を受けました。これにより、貸倒引当金戻入額20,168千円を営業外収益として計上いたします。

2.その他営業外収益

特別利子補給助成金、その他助成金及び解約手数料等の雑収入4,154千円をその他営業外収益として、営業外収益に計上いたします。

 

②連結決算における営業外費用の計上

1.為替差損

為替相場の変動により為替差損4,455千円を営業外費用として計上いたします。

これは主に、海外連結子会社への貸付金を2025年5月期第3四半期末時点の為替相場で評価替えしたことにより生じたものです。

2.その他営業外費用

連結子会社の解散及び清算に関連する費用を雑損失3,670千円として、その他営業外費用に計上いたします。

 

③個別決算における営業外収益の計上

当社の連結子会社AUN PHILIPPINES INC. (アウンフィリピン)に対する貸付金に対して、2023年5月期決算において、貸倒引当金繰入額を計上しておりました。しかしながら、上記に記載のとおり、同社の取引先より債権の返済を受け、貸付金の一部が返済されたことから、当該相当額19,392千円を貸倒引当金戻入として営業外収益に計上いたします。

なお、当該貸倒引当金戻入は当社の個別財務諸表にのみ計上されるものであり、連結決算において相殺消去されるため、連結損益への影響はありません。

 

(3)当該事象の損益及び連結損益に与える影響額

 当該事象により、2025年5月期の個別決算及び連結決算において、下記のとおり営業外収益及び費用を計上いたしました。

 

〈連結〉

貸倒引当金戻入額   20,168千円

雑収入        4,154千円

為替差損       4,455千円

雑損失        3,670千円

 

〈個別〉

貸倒引当金戻入額   19,392千円

なお、貸倒引当金戻入額は連結決算においては消去されるため、連結損益への影響はありません。